20160813 笹川流れ

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こんばんは。
この盆休み、私は4連休です。
明日で休みが終わるので既にブルーです…
 
通常であれば、連休後半を出来るだけ何もせずに過ごす為に
勤務最終日の夜か翌日早朝発でツーリングというのが
来の私のスタイルなんですが、今回は初日を捨てて連休2日目に
弾丸に挑む変則スタイルとなりました。
 
何故なら、今回は私とは時間に対する価値観が180度違う男、
ディアベルのTさんとのツーだから。
 
久々に登場するディアベルのTさん。
最近はGSXのTさんが頻出してますが、当ブログで最初にTさんとして
登場したのがディアベルのTさんなのだ。
 
去年9月の四国カルスト弾丸以来なのでブル男さんで走るのは初となる。
 
11日23時、東名三好IC前のコンビニ。
22時過ぎに着いてこないだの磨き残しをフクピカしながら
Tさんを待つというのをやってみた。
 
最近の悩みは「ローターの穴の中をどうやって楽に綺麗にするか」だ。
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バイクって、何て儚い乗り物なんだろう。
どんなに綺麗にしても10m走ったら汚れる。
 
そんな事を考えながら23時を迎えてもやって来ないTさん。
 
5分、10分………
 
私は1時間も前に来てフクピカしていると言うのに!!!!!!!!!!!!!!!!
 
やがて電話があり、今回は東海環状経由で行く事になっていたのを
すっかり忘れており、集合場所を間違えてました…
 
本来の集合場所へ20分遅刻した私。
少なくとも30分前行動を自分に課している私としては、
この日のツーリングが台無しになるも同然の大罪である。
 
ここから狂気の弾丸ツーが始まります。
今回は新潟のまだ行っていないエリアである笹川流れの辺りを
走ろうと軽い気持ちで話していた。
毎年行ってる新潟だから大丈夫でしょと。
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距離的にも別に大した事はないと感じる。
しかし、読みが甘かったのだ…
 
普通に遠い。
そして強烈に寒い。
更に、ペースがしんどい。
 
14R時代は程良かったTさんのペースだが、ブル男さんだと
強烈にしんどいのだ。
それは予想していたので抑え目に走って貰っていたのだが、
マイペースで走れないとこんなにもしんどいのかと痛感する。
 
東海環状~中央道。170km地点で給油。
ショルダーバッグが初心者みたいに見えるとnunに指摘されたのもあって、
こういうのにしてみた。
当然どっちのバッグにもフクピカが入っています。
これはかなり楽♪
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「あ、ブル男さん、こちらがベル男さんです」
 
「パニ男と同じだけ赤いブルな…よ、よろしくブルぅ…」
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中央道~長野道~上信越道北陸道と、
ひたすら無心に後を追う。
 
気が付けば夜は明け、新潟に来ると必ず寄る米山SAへ。
既に6時間以上走ってるのに2人だと休憩が長くなるので全然進まない。
これが弾丸の落とし穴です。
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寒いしお腹も減ったので朝からかきあげ丼。
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今日の新潟も快晴です。
後ちょっとで到着と思いたいとこですが、
笹川流れはほぼ山形との県境なので鬼のように走り続けねばなりません。
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何て遠いんだ…夜明けには着くと思ってたのに…
 
8時頃だろうか、北陸道を村上の辺りで降りたのは。
ようやく下道を走れます。もう高速走りたくないです。
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笹川流れに向けてR345を北上。
強烈な青空に青い海。
やはり新潟はいつ来てもいい♪
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で、しばらく走って到着した笹川流れ
そもそも、笹川流れって何なのかを一切知らずに漠然と響きが良いという
理由で私はここに来たかったのだが、
来てみても何なのかが全く分からない。
 
日本百景にも選定された県下有数の海岸景勝地
1889年まで存在した笹川村で、この沖合の岩場まで潮流が見られた事が
名前の由来である。
 
だそうです!!!!!!!!
 
正直なところ海岸はキャンパーのテントで埋め尽くされており、
景観は台無しになってました…
 
しかし、たまたまいい所で停まれた。
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お分かりだろうか。
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愛しの佐渡島とのコラボである事が!!!!!!!!!!
遠くから見るだけで胸が高鳴る佐渡島
 
「ブル男さん、あれが佐渡島ですよ!!!!!」
 
「ほんとブルかぁ!!!!!!!」
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HDRをオンで撮るとドゥカティの赤は狂ったように赤く写りますな。
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ブル男さんも佐渡島へ連れて行きたいです。
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高速地獄ツーになるのは予測していたので、
ちょっとでも下道を走る為に予め引き返すルートを提案しておきました。
 
k9~R7~R220でクネクネしながら新発田の辺りまで行って
高速へ。
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このk9とR220が素晴らしい景観と道でして、
凄まじい快走路なんですよ。
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冬に来る事が出来たらいいんですがね。
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いいぞ新潟!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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若干のアドベンチャーゾーンも通過しつつ、
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R220に合流すると更なる快走路が続く。
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良過ぎるぞ新潟!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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夕焼けの時間に走れたら、また綺麗だったんでしょうね
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で、11時頃に高速に乗ります。
行きが何故か9時間くらい掛かったのでやばいのです。
 
また高速地獄の始まりだ…
 
凄まじい勢いでタイヤの真ん中が減って行きよりも格段に乗り心地が悪化。
もう車のタイヤ並みに平らで最悪なんですが、溝が残ってるので
10,000km超えたけどまだ勿体無いんです…
 
腰とお尻への衝撃を吸収する為にあれこれ姿勢を変えながら走るも、
下半身が砕けそうに痛い。
 
「Tさん、前交代して下さい…」
 
という事でスローに走らせて貰います。
もうね、あらゆる妥協がなければ乗れないバイクなんですよ。
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そして、地元の東郷PAに19時前に到着。
高速にいた時間が大体15時間とすると、下道走ってたの4時間未満…
 
「別に福井でも良かったね」とTさん。
 
走行距離1,206km
ブル男さんでの弾丸はこれくらいが限度です。
しかも出来るだけ高速に乗りたくない人間になってしまったので、
やるなら今度は全行程下道拷問弾ツーにしたいと思います。
誰もやりたがらないでしょうから、
一人でやるんで安心して下さい♪
 
東郷でフクピカをしていると、
「アクスルの中錆びてるじゃん」とTさん。
 
くっ!!やはり気付いたか…
たまにブラシにフクピカを巻いて拭いてはいるが、
ちょっとさぼるとすぐに錆びるアクスルシャフトの中。
 
帰ってからメタルコンパウンドで狂ったように磨いておきました。
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今回は満身創痍でも真面目にその日の内に全力でフクピカをして
無事閉幕の弾丸であった。
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