20170819 北海道2

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暑い…
最高気温が常に20℃を下回る世界から愛知に帰って来ると
身体がおかしくなりそうです…
 
nun弟宅~ナイタイ高原を後にした我々が次に向かったのは
ナイタイ高原から近い糠平湖(ぬかびらこ)です。
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本来であればこの糠平湖沿いの国道を北上して三国峠でも撮影する予定
でしたが、生憎の天気なのでパスします。
 
糠平湖近くには旧士幌線のアーチ橋が数多く残されています。
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今回、私の中でかなり重要度の高かったのが幻の橋と呼ばれる
 
通常、6月頃からダムの水位が増え、8月には湖底に沈んでしまう事が
多いらしく、去年7月にカールさんとたけぞーさんが訪れた際には
見事に沈んでいました。
 
今年は雨が少なく、直前の情報でも全く水がなかったので完全体が見れるのだ。
 
そこへ行くにはゲートのある林道を4kmほど進まねばならず、
湖周辺は泥まみれになるので長靴のレンタルがあって車で連れてって
くれるツアーに参加するのがいい。
 
我々は14時50分~17時30分のツアーに参加します。
 
現地に到着し、バイク停める場所を探して駐車場内をグルグルしていると、
我々を中心にしゃがみ込んで何か撮影している女の人が現れた。
 
「特に撮影する物などないのに、何撮ってんだあの人…
怪しいから近寄らないでおこう…」
 
不審人物から距離を置くメルメル↓
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その不審人物は、デブ長さんのハニー、チエ姉だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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我々を待ち伏せしに来てくれたのだ♪
 
ここで、うなぎ屋の娘だったnun弟の奥さんの店にチエ姉は足繁く通って
いた事が発覚し、nunも大喜びです。
チエ姉に会うのは初めてなんですが、初めて会ったとは思えないキャラ感が
凄まじい。
 
心臓に痛みを感じ、やばいと思って毎日ウォーキングして10kg痩せた
デブ長さん。
デブ長ではなくなりつつある…
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ほんのちょっとでしたがここでお話し、ツアーに行く我々を
見送って貰いました。
 
ヒグマの目撃情報が多発する林道を車で進み、
数百メートルだけ歩きます。
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やがて減水した湖に出ると、
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目の前に突如姿を現した幻の橋タウシュベツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
物事、感じ方には個人差がありますが、
この瞬間私は鳥肌が立ちました。
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何と言う美しさ…
ブル男さんを橋の上に置いて撮りたい…
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1937年竣工、1939年開通、1955年糠平湖建設の為廃止という
短命な橋。
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北海道遺産でありながらも、水圧、凍結、融解という要因は避ける事が
出来ず、財政面でも修復や保存は極めて困難である事から、
残念ながらこの橋は朽ち果てて行く様を見届けるしかないそうだ。
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2003年の十勝沖地震での崩落箇所。
次に崩れる時はまずここで橋が分断されるのだろうか。
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このちょろちょろ流れてるのがタウシュベツ川です。
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橋の上には立ち入り出来ませんが、水さえなければ周辺は散策可能です。
直径10mの11連アーチ。
とにかく壮観な眺めです。
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ここでの自由時間は30分。
存分に橋を堪能する事が可能です。
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そしてお次は旧士幌線の廃駅へと向かいます。
 
かつて線路があった道には綺麗な白樺並木。
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一部線路が残されており、ここの転轍機はまだ動かせるので
勝手に動かしていいそうです。
ただし、動かすとにょろが飛び出して来る事があるそうだ…
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予定通り17時30分にツアーは終了。
暗くなる頃に濃霧の三国峠は通りたくないのでちょっと戻って足寄から
R242でこの日の宿がある北見へと向かいます。
 
地図の見た目だと近く感じるんです。
でも本州エリアの感覚とは全く違い、これで150kmくらいあります…
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そして…
またしても雨…
ここから街灯など一切ない13℃の峠を獣に怯えながら走る事に…
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北見の宿は私が選んだのですが、ビジネスホテルという響きに騙されました。
駐車場は泥砂利だしホテルはボロボロだし…
 
何よりこれがつらい。
 
い…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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そして翌日、雨の知床半島編へとつづく。