20171126 メタセコイア
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- 日記
こんばんは………
今日は最後まで書き切る前に気絶してしまうかも知れませんが、
頑張ってみます。
紅葉シーズンですね。
ベタな場所や人混みを嫌う私はシーズン中にそういう場所には
近寄らないタイプの人間ですが、
天候とタイミングが合いそうだったので今更ですが秋のメタセコイア並木に
挑戦してみようと思い立った。
これまでは人が来ない季節にしか行った事がなかったし、
シーズン中にあの辺りに行く時は爆発的混雑を横目に違う場所へ行くのが
常でした。
距離的には往復300km程度なので日の出タイムを狙って撮影して即帰還
というプランも余裕なので久々に夜明け発の極寒ツーです。
6時までには是が非でも着きたいので4時発かな…とラインしていると、
ほっし~さんとTさんも奥様とタンデムで行きたいと言い出した。
この寒い中まさか行きたがる人がいるとは…変態過ぎる…
3時起床なので早く寝ようと22時には座椅子モードに突入して消灯したのだが、
仕事終わりなのに目が冴えまくって1秒も寝れないまま3時になってしまった…
カイロを8枚貼って出発。
近所のコンビニに集合です。
やがて、ほっし~さん登場。
久々に見るクジラ号はフィンがオレンジになって傷付いたクジラみたいだから
「血だるまクジラ号」に格上げされました。
もうメガネがバカみたいに曇るもんだから常時シールド開けて走るしかなくて
喉が鬼痛いです…
弾丸ツーや長距離の時でも私は極限まで休憩を入れないのですが、
それは時間が惜しいというだけでなく、休憩すると心が折れる時があるから
なのです。
養老で休憩を入れた途端に、0℃という久々に体感するあまりの寒さに
帰りたくなった…
ほっし~さん「何か…もう行かなくていい気がして来た…」
出発早々に禁断の台詞を言ってしまったほっし~さんであった。
しんどい時の休憩は長引く程に人をダメにするものである。
寒いのはバイクに乗っているからではない。
外で突っ立ってるから寒いのだ。
心を鬼にして出発です。
何のひねりもないルートです。
6時、まだ真っ暗なメタセコイアに到着。
幸いまだ人はいないので今の内に場所を確保しようとうろついている内に
朝日が昇り、一瞬にして周囲は激戦区と化した…
ここからは各々が好きな場所で撮影する事とし、
撮影ポイントを探す。
はっきり言って、一級のポイントで徹夜して日の出の時間を待って
撮影しようとしても無駄です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひっきりなしに車が通り、どこからともなく次から次へと
人間が現れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんた達どこに潜んでたんだよと本気で突っ込みたくなるレベルで
突然カメラ小僧が増殖する恐ろしい事態を目の当たりにしました…
日が昇る前の人がいない時間に撮影してもメタセコイアの色が出ないので
切ないだけです。
徐々に赤みを帯びて来ました。
いい色になって来たなーと撮っていても、ふと振り返ると「早くどけ」と
言わんばかりに何人ものカメラ小僧が特大一眼レフをバズーカの様に
構えてこっちを見ている…
順番を待つ替わりに無言の圧力をかけるという如何にも日本人らしい手法で
私の心を打ち砕きたいのは分かるが、私は屈しない。
しかし、バイクの向きを変えて反対側で撮ろうとUターンした瞬間に
そのポイントにはもう行けなくなります。
そして数分前までは人が疎らだった場所も路駐の嵐でまともに撮れません…
イメージとしては閑散とした並木道にポツンとアル男君を置いて
哀愁漂う写真が撮りたかったのだが、5億%無理です…
木で人と車を隠して撮るしかない…
メタセコイアはまだ若干緑色だったので数日早いのかも知れませんが、
山の紅葉は真っ盛りでした。
撮影を断念し、ピックランドで休憩。
イメージとかけ離れた写真しか撮れず不完全燃焼でしたが、
ここに長くいればいるほど地獄絵図になるだけなのでこの場を離れ、
紅葉とは関係ないけど私のお気に入りスポット、月出へ。
ここで釣り人が釣ったブルーギルをおねだりする猫が現れた♪
お魚くわえたどら猫
おっかけて
裸足になれない
潔癖メルメル♪
私は暫しこの辺で撮影。
この道はどこにも抜けられないのでわざわざ行くような場所じゃないんですが、
私はここが泣くほど好きなので毎回来ます。
この周囲の山が秋は紅葉、春は山桜で綺麗なんですよ。
時刻は9時。
お腹も減ったのでここから程近いカフェKさんへ。
4、5年振りでしょうか。14R軍団で訪れた日が懐かしい…
凄まじい睡魔に襲われながらカツサンドとコーヒーを頂き、
Tさんご夫妻は紅葉を見に近くの神社へ。
私とほっし~さんはちょろっとR365を走って昼に帰宅。
あまりの寒さと混雑で誰も3台並べて撮ろうとは言わなかったメタセコイア
でしたが、いつか平日に有給取って夕暮れ時の哀愁漂う写真を撮りたい
ものです。