20120618 御前崎
- テーマ:
- 日記
昨夜、2時半就寝3時半起床。
ガソリン満タンにして、東名三好I.Cへ。
朝焼けを見ながら走る為にかなり無茶をした。
そんなに寒い筈がないのにやっぱりメッシュジャケットの威力は凄い。
裸で乗ってるんじゃないかってくらい寒くなって高速に乗って10分で
全身が震え出した。
5時前、浜名湖PA
ぷるぷる震えながらホットコーヒーで身体を温める。
5時20分、再スタート。
日が昇っても寒さ変わらず…
6時、相良牧之原で降りてR473へ。
そう、今日の行先はここ、御前崎。
私は幼少から習い事で夏休みが8月31日しかない生活を強いられていて、
30日に練習が終わるとそのままここへ連れて来られて1泊するのが毎年恒例でした。
いつも到着は夜遅くて、朝にならないと海が見れなかった記憶があります。
子供心に「御前崎はとんでもなく遠い場所で自分じゃ絶対に行けない」っていう
イメージでしたね。
これを植え付けられました。
家の両親には冒険心が皆無なので、一度行っていいと思ったらそこに行き続けます。
他を知りもしないのに
「やっぱり海は御前崎が一番だな」を連呼してました。
私もその血を受け継いでるんで、どんぐりの里がいいと思ったらそこに行き続けた。
悪い所が似たものです。
そんな自分を打ち破るには、バイクが一番なんです。
実際御前崎は特に道がいい訳でもないし、際立つ何かがある訳じゃないんだけど、
遮る物のない広大な海を横目に走る県道357が昔から好きでした。
私にとって御前崎を象徴するものは何と言ってもこれ。
御前崎グランドホテル。
1977年創業なので、もう35年になるんですね。
でも、私今年で31なので、当時は出来たばっかでピカピカのホテルだったんだなぁ。
当時は館の中に庭園があって、鯉が泳いでました。
写真左手の別館は展望レストランなんですが、夕食はハワイアンのバンドの演奏を聴きながら、
とにかく華やかで、その1日が全てな私には夢のような時間でした。
しかし一昨年冬に彼女と来た時にはあの華やかだった雰囲気はもうなかった。
冬だから余計になんだろうけど、経営難なのは間違いないでしょう。
でも、このホテルだけはどうしてもなくなって欲しくないです。
例えば母校とかがなくなっても寂しいとは思いません。
でもここはずっとこのままあり続けて欲しい。
私にとってはそれくらい特別な場所です。
何もない。漠然と海が広がっているだけの景色。
でもこの景色に込み上げてくるものがあります。
日本海とは景色も違うんだけど、匂いも違いますね。
朝日に照らされる海を眺め、帰ります。
御前崎滞在時間、驚愕の10分。
帰りは県道242、245で茶畑の香りを嗅ぎながら菊川から乗った。
牧之原に戻る能力がなくて結果的にそうなっただけです。
多分そのうち迷子じゃ済まなくなって一般道で遭難して救助隊を待つ日が来る気がします。
往復320km
初めて無給油で300km走った。多分これくらいが限界ですね。
帰りの高速はあまりの眠気に真っ直ぐ走る事すらままならない状態でした…
さて、肝心のチェーンオイルのインプレです。
凄いです。
ホイールピカピカのまま!
手で触ると全体がヌルヌルするんだけど、拭けば取れる程度。
これが剥離した油分なら、次はもう出ないんじゃないかな。
感動的です。これまでどんなチェーンオイルでも給油して1回目の走行後は
ホイールが見るも無残な姿になってツーリング先でうんざりしてたけど、
もうそんな心配も無用です。
一句出来た。
オイラはね
死ぬまで使うよ
シーピーオー
この製品、どんどん改良を進めて欲しいです。
そしてプレクサスもちゃんと効いてました。
フロントの虫が簡単に落ちるので分かりました。
なので今日もプレクサスやった。
説明書きには1日経つと深い艶が得られるって書いてあるけど、
確かに艶が増してます。
シート以外はそこらじゅうに吹いて磨いたんですが、この手軽さでこの艶。
暇さえあればやっていたくなります。
また一句出来た。
帰ったら
やらねばならぬ
プレクサス
雨だ雨だと言いながら、今月毎週乗れてますね。
さすがにもう無理かなぁ。