20140713 福井

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祝100000HIT!!!!!!!!!!
いつもご覧下さる皆様、
たまたま通りがかった方々、
ブログ開設から2年2カ月で100,000という天文学的なアクセスを
頂きました事、厚く御礼申し上げます。
 
14Rとの記録は全てここに。
ブログ開設当初は全てが真新しく快適な旅を提供してくれていた
14Rも、走行距離43,000kmを超え、小さいながら不具合も発生
し出しました。
それでも私は常に「新車を凌駕する輝きを」をモットーにこれからも
14Rと共に走り続けるのです。
 
今回は100,000HITを記念して豪華2本立ての記事にする予定でしたが、
残念ながら今日が雨になってしまったのでけんさんと計画していた
酷道152号ゼロ磁場ツーリング~は流れてしまいました。
けんさんが崇拝するROSHIさんともお会い出来なくなり、残念。
 
それでは~福井依存症の男~をお楽しみ下さい。 
 
土曜午前8時30分。
かなり遅めの出発。近所のスタンドへ立ち寄りいつも通り給油。
 
「姉さん、事件です。
バイクのタンクキャップが閉まらなくて鍵が抜けません!!!!!!!!!!!」
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給油後にキャップ閉めようとしたら中途半端な位置で
キャップが完全固定されて鍵が右にも左にも回せなくなり、
ガンガン押さえてもビクともしなくなる。
 
ぜぇぜぇはぁはぁ…
30分近い格闘も虚しく暑さで一気に体力を消耗。
全身から滝のように汗が滴る。
 
2kmしか走ってないのに何だこの様は!!!!!!!!!!!!!!!
 
購入当初からやたらと閉め難いと思っていたタンクキャップ。
とうとう手に負えなくなったか。
 
9時半に三好ICのコンビニに待ち合わせなのだがどうにも行けないので
某氏に電話。
そして、バイクでは初となるロードサービスに電話。
しかし、レッドバロンゴールド会員証はシート下なので鍵が抜けなきゃ
出せない。すなわち電話番号が分からない。
ネットでは電話番号が発見出来なかったので保険会社に電話してみた。
 
「誠に申し訳ございません。まだどこのお店も開店前で連絡が取れません」
 
レッドバロンのロードサービスは24時間365日が売りなんだから
そのサービスを受けるにはどこに電話したらいいかぐらい教えとくれよ。
 
仕方なくレッドバロン開店まで待機する事にした。
しかし腹立たしい。何と情けないトラブルなんだ。
 
おもむろにもう一度力を込めてキャップを押さえてみたらキャップが
下がり切って鍵が回った…
 
どうやら、キャップを左方向に捻じりながら強く押さえないと
キャップが下がり切らない様になってしまったらしい…
恐らく私以外の誰にもこのキャップは閉める事が出来ないでしょう。
匠の技を要しますね。
 
何とかなったのでコンビニへ向かった。
某氏と合流し、10時出発。東名~名神北陸道敦賀IC~R27
最初にやって来たのは道の駅若狭おばま。
 
福井名物ソースカツ丼を食べる。
 
某氏「やっぱり福井のソースカツ丼は格別だね!」
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個人的には味噌カツ丼がいいのだがここにはなかった。
 
某氏「あ!ジュディマリだ!(店内でかすかに流れるoverdrive
やっぱり福井はいいなぁ♪道も景色もいいしジュディマリが流れてる。
僕はもう満足だよ!」
 
因みにR27はノロノロ運転で個人的には1秒も快走していないので
この時点で私はまだ福井の良さを微塵も体感していない。
 
某氏は学生時代を福井で過ごしている為、福井が青春の地であり、
ジュディー&マリーのoverdriveも青春の歌なのだ。
福井にいる時の某氏は目がキラキラ輝いている。
死ぬ程福井が好きなのだ。
 
その某氏とは…
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福井をこよなく愛する男、M1100のTさんでした!
前回の登場は去年9月の弾丸新潟、ただ夕陽を見る為にツー以来。
実に10カ月振りの登場である↓
 
会社ではちょくちょく会うけど、基本的にTさんは私みたいに毎週毎週
ツーリングはしません。
そして、走るとなったら是が非でも福井に行きます。
もう47都道府県全部福井県になればいいというくらいの勢いで
とにかく福井を愛しています。
 
いつもは最後にしおかぜラインを走って締め括るというしきたりに近い
行事があるんですが、今回は福井の違うエリアを走る為残念ながら
呼鳥門に行く時間がありませんでした。
 
今回は敦賀よりも西のエリアを走ります。
 
道の駅に着いた時、小浜警察署が交通安全のイベントみたいのやってて
食後に外に出たらボランティアのおばさん達に捕まった。
 
メルメル、小浜警察署長殿と変なマスコットと記念撮影。
一体このマスコットは何なんだ…恐竜?
ポリザウルスだね、多分。こんなに暑いのにこんな事させられて…
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「そのマフラー、音大きくない?」とか言われるんじゃないかと
ドキドキしました(またバッフル抜いた)。
これで小浜市の道は顔パスです♪
 
道の駅を後にし、R162で美山方面へ向かいます。
R162は福井の峠らしい超快走路で峠小僧の巣窟でした。
美山ふれあい広場にもライダーがどっさり。
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普段こういう所で見かけるのは年齢層の高い人が大半を占めるけど、
ここは年齢層が極端に低く学生が多い様に見えた。
Tさんも学生時代を思い出していたに違いない。
 
しかし、残念な事にここはもう福井県ではないのです。
京都府ですよTさん!
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とにかく暑いので美山コーヒー牛乳を飲んで休憩し、
またまた快走路であるk38を少しだけ走ってかやぶきの里で撮影。
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非常に美しい景観です。
まさに日本の原風景。
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違うルートで帰ろうとすると渋滞の京都市街を通らなければいけないので
来た道を引き返し、小浜市へ戻りエンゼルラインへ行ってみました。
 
前々回コペンで行った三方五湖レインボーラインと同等の快走路を
期待していたのだが…
無料化されて凄まじい廃れっぷりでガタガタジャリジャリまともに
走れない。整備不良も甚だしい。
 
展望台に到着するも景色は曇っていていまいち見れず。
これまで何度も福井に来てますが、夕暮れ時に快晴だった事が
一度もありません。どうしても福井で夕陽を撮影出来ないんですよ。
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このエンゼルライン、変な造りをしていて入り口と出口が一緒なんです。
展望台まで行ったら戻る以外に道がないんです。
時刻は17時過ぎ。
それでもまだ日は高い。
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Tさんはガタガタでもお構いなしに普通に走りますが、
私もお構いなしに超スローで走ります。
以前はしなかったカウルのカタカタ音とかミラーのブレ具合とか、
何の音か分からないカラカラ音とか、
ショックのへたりもあるんでしょうけど、何か壊れそうなんですよ。
ミラーなんて高速走ってるだけで根元の角度が変わります。
ナンバー灯まで消えましたしね。
 
コンビニに寄って休憩。
いつの間にか真夏ですね。この暑さの中1日走るのは今年初なので
夏嫌いの私はかなりグッタリです。
2人とも2本ジュースを飲み、フクピカタイム♪
 
久々に完全ドライ路面しか走ってないのでブレーキダストが多いくらいで
掃除が楽です。
 
モンスターのオイル量が気になるというTさん。
直立状態でオイル量を窓から確認したらアッパーレベルを超えて
窓が全部埋まったので大分多く入ってるみたいです。
 
オイルを抜き取る為にホームセンターでスポイトを購入し、
真っ暗になったR27を激走して敦賀ICへ。
私は翌日3時起床の予定なので養老SAまで50分で駆け抜け夕食。
SAの植木の陰に子猫が2匹いました♪
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養老SAのレストランに初めて入ったんですが、
気になるメニューがいっぱいです。
飛騨牛ステーキ180gにしてやろうかと思ったんですが
5,100円もしたので諦め、飛騨牛のスタミナ丼にしました。
美味しかったです。
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まあ私の場合、これがオージービーフとかでも同じだけ美味しいと
言い切る人間なのでグルメに関するコメントはどうか参考になさらないで
下さい。
 
23時過ぎに帰宅し、明日もあるからとフクピカだけやっといて
携帯を見たらけんさんから「明日の降水確率70%だって。死んだw」と
連絡が入っていて初めて予報が崩れたと知った…
 
暑い暑い夏は始まったばかり。
夏は嫌いでも晴れたら乗らなきゃ気が済まない。
走行距離520kmでしたが疲労度は1,000kmと大して変わらない
真夏の人間の慣らしツーとなりました。
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さて余談です(非常に長くなるのでチェーンメンテに興味のない方はどうか
無視して下さい)。
 
題して~メルメル洗車教チェーンルブ改宗の危機~
 
最近ある疑問を持つようになりました。
チェーンメンテについて、本当にC.P.Oよりも良いルブはないのか?と。
チェーンルブについてしらみつぶしに調べました。
 
まず私の中で候補から除外されるタイプのルブは、
 
・最も多用される白いシールタイプ
・クリアタイプだが粘性の高いネバネバタイプ
 
白いシールタイプを嫌う理由は単純にチェーンが白くなるのが嫌だからです。
しかも、浸透性が低い為にチェーンの上下から的確な部分にスプレーしないと
意味がなく、必然的に使用量が増えてしまいます。
 
クリアのネバネバタイプはクリアというだけで粘性が高いので汚く見えます。
しかも砂埃を鬼の様に引き付けるのでローラー本体をギトギトにしてしまうと
スプロケへのダメージが大きいです。
シールタイプ同様浸透性が低いので上下からのスプレーが必要と思います。
掃除も地獄。
 
スプレータイプのルブは噴射する量の3分の2が無駄になると言われます。
実際その通りで、サイドプレートやローラー本体には施工する必要が
なくてもスプレーしたら付着してしまうのでそこが気に入らないんです。
 
しかし今はスプレータイプでもバリエーションが増え、
飛散が少なくチェーンも汚れないと謳っている製品が次々と開発されてます。
そこで今回、ネットでの口コミもダントツで良くて周りにも使っている人が
何人かいて評判の良い「ウルト」を思い切って使ってみました。
 
福井ツー500kmでウルトを検証したのです。
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クリアドライタイプですが、いきなりドライではなく噴射直後は水の如く
隙間に引き寄せられるかの様に浸透します。
私の場合、C.P.Oで1コマ4箇所という4点1滴塗布が染み付いているせいか、
一気にシャーっとスプレーではなくどうしてもピンポイントでスプレーして
しまうので逆に疲れます。
 
「ルブはすぐに渇いてサラサラの状態になるので手で触ってもべた付きません」
 
これが口コミで多く見かける台詞でした。
実際サラサラですが、サイドプレートに付着したルブを拭いていて
気付きました。除去するのはかなり大変です。
手でこすってみると、結局はねばっこいのです。
でも表面はサラサラなので砂埃は寄せ付け難いでしょう。
 
これで500km走ってみた訳ですが、
ホイールへの飛散は皆無でした。画期的な事だと思います。
ホイール命なメルメルとしては感無量の瞬間です。
この結果だけを見れば私はウルトを選びます。
 
しかし、クリアとは言われていても実際は白っぽくなるのがいまいち
(私は黒金チェーンなので余計気になる)。
更に、C.P.Oに比べて耐久性が圧倒的に低い。
メーカーも500km毎の給油を推奨しており、走行開始直後と比べて
帰宅途中はスプロケから聞こえてくる音がかなり気になりました。
雨が降ったら終わりです。
 
ローラーの回り具合も帰宅後は硬い箇所が多かったです。
Oリングはほぼ黒く乾いてました。
 
例えばこれが300kmだったとしても次に300km走るなら結局は同じ事
なのでメンテサイクルが短くなりコストパフォーマンスは低いと判断
しました。恐らく1缶で10回も使えません。
 
という訳で長距離ライダーには不向きと判断しました。
それでもウルトがいいという方は常時携帯をお奨めします。
決してウルトがダメなのではなく、それぞれのニーズに合ったルブを
使えばいいという結論です。
チェーンの見た目もホイールへの飛散も気にならない方は耐久性に
重点を置いたルブを使えばいい訳ですし、
長距離しないしチェーンの色が多少くすんでもホイール汚れない方が
いいという人にはウルトは最強のルブです。
ほんとに、全く飛散しないのは感動的でした。
 
総合的に見てC.P.Oの方が優れてる点は
耐久性(雨は別として1,000km走行してもOリングに潤いが残っている)。
耐久性が高いという事はフリクションロス低減を維持する時間が長い。
Oリングとローラー両サイド以外に付着させずに塗布出来るのでチェーンが
ピカピカ。
50mlしかないのに私でも年に2本あれば足りる。
コストパフォーマンスが圧倒的に高いのです。
 
今回心が揺らいだ理由は、
塗布後最初の走行ではどうしてもルブがホイールに飛散する点だった。
飛散しても一拭きで落とせるのにそれすら気に入らないレベルに到達
してしまったのだ!
 
こうしてメルメル洗車教はチェーンルブの改宗を思い止まったのだった。