20170625 部子山

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こんばんは。
数週間に渡って辛うじて続いていた貯ブロ方式ですが、
先週は乗らずに今週は雨なので今回の記事を書いたら
この方式は見事に崩壊します…
 
「コアなファンはリアルタイム記事じゃないとダメだ」という
ゴエモンさんの意見もあり、
次週からはめでたくリアルタイム記事に戻る事になりました。
 
確かにね、分かるんですよね。
書いてる方も1週間前の事を書こうとしてもいまいち臨場感が
ないと言うか、何か違うなと違和感は感じていたのです。
 
まあ、8月は北海道ツーでドドンと6日分くらいは貯ブロ
出来るのでそれまではまた日曜更新を頑張るとします。
 
4月以降の仕事が拷問過ぎて休日出勤率100%を
3カ月継続し、来月も6回の休日出勤全部出る事になっているので
馬鹿みたいにしんどいんですが、
全ては裏切りのリフレッシュ休暇10連休の為と思って耐え凌いでいます。
 
残業時間がオーバーしない対策の無駄な平日有給を先週水曜に
取りました。
そんな話は誰にもしていないのに、その数日前にわんわんさんから
「来週有給取った?」と連絡が来た。
 
わんわんさんも有給を取り、行き先を考える。
「癒される所に行きたいがやーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」と、
癒しスポットを熱望するわんわん氏。
 
私の希望としては、まだ未開拓エリアで近場である。
さすがに、そろそろそういうエリアも見当たらないのだが、
行けずに引き返したあの場所がある事を思い出したのだ。
 
6/14水曜午前4時半、東名高速上郷SA
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目的地は福井県、部子山(へこさん)である。
ここは2013年に現ディアベルのTさんと突撃するもダートに行く手を
阻まれ引き返した因縁の地。
 
 
恐ろしい事にこの記事を読み返したらこの頃から日曜の憂鬱について
全く同じ事を書いている…人間として微塵も成長していない証拠だ。
 
今回リベンジを決意したのは、あのダートがほとんど舗装され、
300mくらいのフラットダートが残っているだけという情報を
キャッチしたからだ。
 
フラットダートか…
嫌過ぎるけど絶景の為には通過するしかない…
 
大体のルートです。
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ダートの事を考えながら、普段なら東名~名神東海北陸道で行くとこを
東海環状経由であまり好きではない東海北陸道をちょっとでも走らなくて
済むようにしようとしたのが間違いだった。
 
東海環状が終点間際で通行止めになっており、東海北陸道に行けない
という大誤算が発覚。
 
仕方なく終点手前で降り、道の駅で休憩。
この時点で10℃という更なる大誤算…
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軌道修正すべく、ここから中央道で小牧まで戻って名神東海北陸道
と強烈に無駄なランを繰り広げ、
川島PAで休憩を入れた。
 
人懐っこいスズメと戯れ
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東海北陸道九頭竜湖へ立ち寄ります。
 
ここに着いた途端にどんよりとした空模様に。
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果たしてこんな天気で標高1,400mの山に行ったところで
絶景など見れるのだろうか。
見れる訳がないではないか…
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R158を大野市に向けて走り、
とにかく寒くて仕方ないのでマックに入った。
何となく喉が渇いていたのでアイスティーを頼んでしまい、
更にクールダウンしてしまう究極の大誤算に笑いが止まらぬわんわん氏。
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ここでロシアのウラルに乗られるシニアライダーさんに遭遇。
神戸から冠山~琵琶湖とキャンプしてまた福井に戻って来たらしい。
凄まじく泥まみれになっていたので今日我々もああなるのではないかと
恐れおののきました。
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大野市を抜け、R158~k2~R476~k175
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k175に入ると、見覚えのある景色が見えて来た。
先程の九頭竜湖とは打って変わって、晴れ間が見えます。
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ここからしばらく進むと、部子山林道への分岐が現れます。
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果たして、無事に頂上まで辿り着けるのであろうか…
一抹の不安を胸に、いざ突撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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騙されてはいけない。
どんな道も、入り口というのは大抵綺麗なものなのだ。
少し走ると舗装はアスファルトからギザギザのコンクリになり
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アスファルト、ガタガタコンクリ路面が交互に現れながら
グングンと標高を上げて行く。
 
最終地点までは林道入り口から約20kmだっただろうか。
この辺りが4年前に引き返した地点だ。
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さあ…どこだ…どこから始まるんだ…
 
出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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「ブル男さん!!!!遂に来ましたよ拷問ダート!!!!!」
 
「い…嫌過ぎるブルぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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ネット情報通り、ここはフラットダートだったのでオン車でも
走行可能である。
距離的には200mあるかないかでまた舗装路になったので一安心。
 
少し進むと右手に看板と分岐、
直進はダート。
 
この日はダートを走らなければいけないという過剰な強迫観念のせいか、
普通に考えたら右折するとこを直進してしまった…
 
…………や…やばい…
フラットダートではなくなって来た…
デコボコ過ぎていつ転けてもおかしくない状況に陥りつつある…
と思いながらも引き返すに引き返せず、
コーナーを抜ける度に絶望的距離の直線が続いた。
 
げ…限界です…
間違いなくさっきの分岐を曲がらないとダメだったと話し、
恐怖のデコボコゾーンでスイッチバックで切り返しを試みるが…
デコボコにタイヤがはまって微妙に足も届かなくなって一人では
切り返し不能に陥った…
本日4つ目の大バカ誤算だ。
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長身のわんわんさんに引っ張って貰い何とか切り返しに成功。
一人だったら身動きが取れないまま熊にタックルされて死んでますな…
 
引き返します。
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そして、正規ルートに無事復帰…
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とは言っても、この先は落石も大量でダート並みの速度でしか
走れません。
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それでもここまで来た以上、もう走り切る以外に選択肢はない。
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道が途切れるまで突き進むのだ。
断崖絶壁に築かれたこの悪路の先に、絶景が待っているのだから。
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そして、終点に到着。
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ここから山頂まで徒歩10分の看板があったので行ってみた。
歩き出して30秒、山頂が目に入った瞬間に余裕で引き返しましたね。
全速力で走っても10分では絶対行けないあんなとこ。
まあ、行けたとしても行かないっす…
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いいんです。
前にも書きましたが、岬とか山頂とかっていうのはメルメルールに於いては
「バイクで行ける限界」がそれにあたるので何ら問題はない。
 
ここが山頂という事にすればいいのさ!!!!!!!!
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青く、まるで波の様に折り重なる山々。
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ここで撮影会です。
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わんわんさんが撮ったこの1枚がめちゃいい!!!!!
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P0からP3というポイントまで戻ります。
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4年前は遥か遠くからこの廃展望台を見上げて終了でしたが、
遂に来れました。
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福井県が一望出来るこの場所。
平日とは言え、誰も来ません♪
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既に時刻は11時を回っている。
当然翌日は仕事なので即座に帰ります。
 
想像以上に疲れてしまい、帰るルートを考えるのが恐ろしくめんどくさかった
のでここからはわんわんさんにナビをセットして貰い北陸道で楽に
帰ります。
 
無駄なダートを走ったせいでブル男さんも14Rもシートの上まで
砂まみれ…
 
そして、致命的大誤算…
タイヤが真ん中だけ鬼減りした。
このまま北海道に行ける可能性は極めて低いので念の為タイヤ注文
しておきました。
ディアブロロッソ2よりS20の方が断然ライフが短いですな…
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青く澄み切った空の下、
こうして我々は見事部子山制圧に成功したのでした♪
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