20170903 北海道6

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こんばんは。
北海道から帰って2週間弱が経過し、ようやく現実慣れして来ました。
私がリフレッシュ休暇を取得して会社にいない間に、
新たに精神崩壊した人が出て「ストレスで口が利けない状態」とご家族から
会社に電話が来たそうだ。
 
私の職場にはこの1年だけでそういう人が4人もいます。
狂ってませんか????????????????
こないだメンタルヘルス講習とやらを受けて各部門の長期療養者の
グラフとか見せられたんですが、あからさまにうちの職場が
名指しされてるみたいなグラフでした。
 
そういう人の復職ってほんとに難しくて、医者が許可して復帰して
極限に責任が少ない環境が用意されても何かしらミスをしたら
そこはどうしても指摘しなきゃいけないじゃないですか。
だからこっちはドキドキしながら細心の注意を払って全力の優しさで
対応するんです。
 
「すいませんやり方教えてなくて。これはこうなんですよ♪」と
忙しい中、腸は煮えくり返りながらもとにかく丁寧に丁寧に
接するんですが、それだけでまたダメになってしまうんです。
 
私が原因なのでは…と考えてしまう事もあって、
無理させちゃいけないとか極力負担を減らそうとかって死ぬほど気を
遣ってる内にこっちが精神崩壊したくなるんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
私みたいな中途半端な立場の人間を守るシステムがない意味が分からない。
 
もうね、あの職場明日にでも解体した方がいい…
 
愚痴を書き出すと80,000文字くらい行っちゃうのでこの辺で…
 
さて、いよいよ北海道記事最終章です。
 
8/16日13時頃、
デブ長さんとの待ち合わせ場所である富良野マルシェ前でnunを見送り、
富良野マルシェでデブ長さんと合流。
いきなり撮られます(笑)
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まるで珍しいかの様に私を撮りまくるデブ長氏(笑)
イメージ 8
大して走ってないけど久々に26℃という気温が猛烈に暑く感じて
既にグロッキーだったのでしばらく休憩し、
夕張経由で小樽運河を目指します。
 
小樽運河は単に私が夜景を撮りたかったのもあるんですが、
「安達さん」という謎に包まれた人物に会ってくれとほっし~さんから
言われており、小樽運河まで来て貰う事になったのだ。
 
私は付いて行っただけなのでこのルートに根拠はほぼありません。
多分こんな感じです。
イメージ 2
市街地を抜け、山に入って行きます。
 
そして、四国ツー以来久々に見るデブ長走りが始まった。
14Rのクラッチがぶち壊れてるからチエ姉のヤマハドラッグスター
しかも400なのに狂った様に速い…
 
道産子ライダーは感覚が違い過ぎるのだ。
 
トンネルに入ると、1台の14Rとすれ違った。
やがて引き返して来ると、デブ長さんの友達の息子さんでした。
21歳にして14R…恐ろしい…
 
実はつい先ほど、ストレートなのに発見が遅れてにょろを踏んでしまった…
その確認と特大蛾の除去を兼ねて所構わずフクピカです。
幸い、被害はありませんでした…
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若者君も同行する事になり、このチグハグトリオで峠を快走。
イメージ 21
小樽までこれに付いて行くのか…疲れるな…
ブル男さん壊れないかな…タイヤ減るよね…
 
などと思いながらデブ長さんオススメの夕張メロンをご馳走になります♪
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ソフトクリームよりもメロンが甘くて濃くてめちゃ美味しい…
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ここで、今夜の夕食の話しになった。
デブ長さんは私を回転寿司に連れてってくれるそうだ。
 
私「こっちだと(愛知)スシローが僕の中でダントツですがねーあそこは
クオリティが高いっす」
 
若者君「ぃゃ…スシローは…………どうですかね…」
 
デブ長さん「メルさん…違うから…」
 
私を哀れな目で見る2人…
 
ここから札幌方面に向かい、途中で若者君と別れ、
我々はここへ。
なごやか亭です。
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回転寿司だが、職人が中央で寿司を握ってるタイプの店でした。
 
早速、目ぼしい物を注文。
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モグリ…
 
何だこの食感は…この味は…
微塵の生臭さもわざとらしい味付けもない刺身感丸出しの食感と味…
これまで私が心から美味しいと思って食べていたあれは一体何だったんだ…
 
私、イクラってあまり好きじゃないんです。
 
「メルさんの食べてるイクラは石油か何かから作ったニセモノだからだべ…」
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イクラまみれだか何だかというメニューがあって、
これを注文すると太鼓叩いて派手な演出をされてかなり恥ずかしかったです。
 
モグリ…
う…旨い(泣)
 
私はエンガワが大好きなのでかっぱ寿司でもスシローでもエンガワを
食べまくる男です。
さすがにエンガワは同レベルだろと思ったんですが、ハイレベルでした…
 
青物は超絶嫌いです。
鯖を刺身で食べるとか私の中では有り得ない話なんですが、
これまた旨い(泣)
 
こうして、真の寿司を36歳にして初めて味わった私。
デブ長さんご馳走様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
ここから札幌の市街地を経由して名所で撮影。
場所が移設された時計台。
イメージ 10
この辺りの雰囲気というか街の造りは名古屋とそっくりですね。
名古屋がパクったとしか思えないくらいそっくりでいきなりここに
来たら名古屋と思ってしまうくらいそっくりでびっくり。
イメージ 12
 
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小樽運河まで後少しな所でデブ長さんの胃が痛くなるような若干の
ワクワクトラブルに遭遇♪
 
そして、20時。
小樽運河に到着。
ここで謎の人物、Γ(ガンマ)をこよなく愛する安達さんが待っていた!!!!!!!!
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北海道の人ってのはパワフルですな。
元気度が桁違いです。
 
この旅に出発する前にはブル男さんが壊れた際に面倒見てくれそうなショップ
情報を教えて頂いたり、北海道ツーのアドバイスを頂いたり、
とても親切にして頂きました。
 
まだほんの数千kmしか走っていない極上Γ
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過去のバイクは鬼の様にカスタムして来たものの、
Γに関しては極めて純正に近い状態を維持されているらしい。
 
小樽運河でバイク談義に花が咲きます。
イメージ 15
 
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超適温な北海道最後の夜。
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ここで私は観光客がいなくなったのを見計らい、ブル男さんの撮影に
勤しみます。
イメージ 18
が…露出を設定してシャッターを押そうとするとブル男さんの向こうに
観光客がやって来る…
 
いつまで経っても場所が空かないので痺れを切らし交渉してようやく
1枚撮れた…
所詮ミニ三脚なので運河は入らない。
イメージ 19
そして、すぐそこにあるデブ長さんの好きな場所、蒸気時計で撮影。
時間がない時は、夜にここまでバイクで来て一服するのが
好きなんだとか。
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22時半、名残惜しくも安達さんとはお別れになります。
 
道の途中、路肩に停車し、再会を誓い安達さんを見送りました。
お忙しい中遅くまでお付き合いして頂いてありがとうございました♪
 
ここから我々は1時間ほど走ってデブ長邸へと向かいます。
 
写真枚数の都合で今日で完結のつもりでしたが掲載し切れない事が発覚…
 
次回、「デブ長と白い恋人パーク編」でほんとに最後です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

20170820 北海道5

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この世は此岸である。
現実というのは惨い。
 
こんばんは。
北海道から帰ってもう9日も経過しました。
毎日が地獄です。
そう、現実とは現実という名の地獄でしかないんだとこの1週間で
改めて思い知りました。
 
北海道から帰って連休が終わる頃に、私としては珍しく
「また明日から頑張ろう」と思えました。
この感覚を得た時、私はほんとにリフレッシュ出来たんだなぁと思った
のです。
 
でも、いざ会社に行くとそんな決意は1秒で消え失せます。
あの常軌を逸した職場の空気に触れた瞬間に私はまた奴隷としての日々を
歩み出した。
 
休みが充実するとギャップが大き過ぎてこんなにしんどいものなのか…
 
北海道で過ごす毎日が楽しくてね…
 
ライダーである以上、北海道はやっぱりバイクで行くのがいい訳ですが、
リフレッシュ休暇と盆休みを繋げて長期休暇を取るには私の会社だと
チャンスは5年に一度。
そうそう行ける場所ではないんですね。
でも今回そこそこな滞在日数があってそこそこ行きたいとこに行けたので
次回は短期でエリア限定して行けばいいかなと思ってます。
 
さて、今日は北海道でどうしても私が行きたかった場所である
美瑛、富良野です。
 
ソロ活動を終えて美瑛の宿に泊まり、翌朝は美瑛の丘エリアが混まない内にと
6時頃に出発。
 
日常の中に「丘」という場所ってなかなかないじゃないですか。
山はあっても丘はない。
だから何か憧れるんです。
 
まず立ち寄ったのはマイルドセブンの丘。
この日は朝から晴れてくれました。
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北海道の何がいいって、やっぱり白樺の木が大量にあるとこなんですよね。
 
そしてセブンスターの木。
イメージ 2
美瑛の丘エリアはごく狭いエリアなので適当にぐるぐるしながら
気になる所で撮影です。
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蝶々が好きなnunは弱った蝶々を保護。
 
北海道で育ったnunは若干野生児的な所があるのだが、
子供の頃はトカゲの尻尾を集めていた事があるらしい…
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あ、トカゲで思い出したけど、ソロ活動日の超絶快走路で遂ににょろと
出くわしました…
北海道寒いんだからいちいち居るなって思いますよほんと…
イメージ 5
 
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毎日最高気温が20℃切るかどうかという気候だったんですが、
この日だけ26℃まで上がりました。
涼しさに身体が慣れていたせいか日向にいるとやたらと暑く感じるんですが
走ると寒くて着たり脱いだりを繰り返しましたね。
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美瑛の丘エリアからちょっとだけ移動し、
nunが気になっていたというジェットコースターの路というとこに行きます。
 
おぉーーーーーーーーーーー♪
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長い直線をアップダウンが繰り返される景観です。
いい♪
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冬にしょっちゅう行ってた知多半島のプチ美瑛の景色と言っていた場所。
ここに来て思ったんですが、スケールは違えど確かにあそこって
美瑛っぽい雰囲気を醸し出してるなと思います。
美瑛が恋しくなったらあそこへエセ美瑛を味わいに行きます…
 
こうして美瑛の丘エリアを後にし、少し南下して富良野方面へ。
 
突然話題になってとてつもなく人が押し寄せる場所となった
青い池です。
実際物凄い混雑で、日本人より外国人観光客の方が圧倒的に多かった…
 
青い池は、本当に青かった。
イメージ 10
自撮り棒を駆使して死に物狂いで自撮りする人々に圧倒されながらも
強引に隙間に割り込んで撮影。
 
青くなる理由は以前紹介した寸又峡チンダル現象みたいなものらしい。
この池自体は人造なのだが、湧水に水酸化アルミニウムなどが含まれていて
云々というやつだ。
イメージ 11
魚の姿を探しましたが、硫黄も含まれているので魚は住めないみたいです。
 
池が青いだけだと「ふーん」で終わってしまいそうですが、
この白樺の立ち木がいい演出をしています。
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ここから、近くにあるnunの友達が経営しているカフェへ。
 
ランチのカレーがめちゃ美味しいらしく、何年も前から話を聞いていたので
楽しみにしていたのだが、まさかの定休日…
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ひとつひとつのテーブル毎に違う演出がなされており、
どこの席に座るかを迷うくらい素敵な空間なんだとか。
 
おひとり様カフェというテーマで、
静かに過ごすという事を店主は重んじる方らしいので
ご迷惑にならないようにしましょう♪
イメージ 14
shimba' cafe
北海道空知郡中富良野町東1線北19
TEL
0167-39-3039
 
こうして昼ご飯を食べ損ねたのでラベンダー畑で有名なファーム富田へ。
ここでお決まりのラベンダーソフトを食べて休憩。
ここも激混みで暑くてこれしか写真撮ってない…
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時刻は正午過ぎ。
nunはここから実家やおばあちゃん家などを周る為に数百キロの大移動です。
 
富良野の市街地でnunを見送り、
私は富良野マルシェという謎のスーパーみたいな所でデブ長さんと合流します。
 
次回、デブ長編へと続く。
イメージ 16
追記
日曜にデブ長編を書くつもりでしたが強烈に身体がしんどいので
今日は座椅子モードに突入して休むとします!!!!!
 

20170820 北海道4

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あ…暑い…
空気が重たい…
そして明日から仕事…
10連休など一瞬で終わってしまった…
 
私の気力が残っている内に記事6つの内4つまでは書いて今週の更新を
終えたいと思います。
 
名寄でnunと妹さんに見送られ、
私はnunの弟さんに教えて貰った地元民ロードへと向かいます。
 
名寄から北上し、中頓別の辺りから道道785というのに入ります。
いくつかの道道を繋いでオロロンラインに抜け、
オロロンラインを南下し、R239で士別に抜け、
この日の宿がある美瑛まで南下するルートです。
これでざっと600kmくらいでした。
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名寄から北上中に見付けた蕎麦畑。
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R40~R275をグングン北上し、
d785へと進入。
入り口こそ国道に比べると怪しげな雰囲気を醸し出してはいたが、
間もなくその道が超絶快走路へと変貌を遂げる。
あまりの楽しさにあまり停まりたくなかったので写真が少ない…
イメージ 18
本州ではお金を払わないと走れないクラスの道という感じで、
車もほとんど通らない一級の道でした。
景色がいいもんだから斜面に上って写真撮ったらここから転げ落ちて
地味に膝と手首を痛めましたが…
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山を下るとバンピーなロデオ区間もあったりするが、
そういうとこも景色が良くて気にならない。
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d785を見失わない様に道道を繋ぎ、
イメージ 2
豊富町という市街地に抜けました。
ここで給油兼洗車。ホクレン最高です!!!!!!!!!!!!
イメージ 3
ここからオロロンラインを目指して西へと向かいます。
しばらく走ると広大な湿原が現れた。
これがサロベツ原野ですか。
イメージ 4
 
イメージ 5
見渡す限りの湿原。
直線を走るのが好きではない私も、ここは爽快でした。
イメージ 6
 
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不安になるくらい広い。
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走りながらミラーに映り込む道と湿原の感じもたまりません。
イメージ 9
そしてこの湿原を抜けると、遂にオロロンラインに合流する。
 
オロロロローーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イメージ 10
オロロンオロロンオロロロロン♪
オロロンオロロンオロロロロン♪
と、謎の歌を口ずさみながら走りました。
イメージ 11
よ…良過ぎる…
イメージ 12
最近、自分の中で最南端とか最北端系のとこに行きたいという欲が
薄れているのもあって、宗谷岬は目指さずにオロロンを南下します。
 
ここは見事に晴れてくれました。感無量です。
イメージ 13
北海道にツーリングに来るライダーはこの辺が最もテンションが
上がる場所なのではないだろうか。
走っていても停まっていても誰もが手を振りまくって飛び跳ねて
喜んでる人までいた。
 
私はその都度、相手のテンションに合わせて手を振る派だ。
イメージ 14
オロロンを南下しながら道の駅でちょっと休憩。
士別に抜けるR239の入り口を地図で確認しておいた。
「あー、すぐそこを左だ」と思い出発。
 
感覚的にほんの数キロで左折だと思いながら走っていたが、
いつまで走ってもR239が出て来ない…
しかも直線過ぎてめちゃ疲れます。
 
峠を越えないといけないのに既に夕暮れが迫っている。
 
結果的に、すぐそこだと思って走り出してから50km南下した地点で
ようやくR239を発見…
 
239…ふさく…
不吉な数字だ…
 
そんな事を思いながら峠へと向かう。
イメージ 20
R239はこれまた快走路で、結構いいペースで90km区間のクネクネを堪能し、
明るい間に士別に抜ける事に成功。
 
後は美瑛に向けて適当に南下するだけだ。
 
ツーリングで市街地に来たら探したくなるのがフクピカ調達場となる
ホームセンターだ。
 
ホーマック発見!!!!!!!
ここでフクピカを念の為補充しておく。
 
北海道でキーポイントとなるのがセイコマホクレンホーマック
 
もう一度…
北海道はこの3つがあれば乗り切れると言っていい。
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20時過ぎに無事美瑛の宿に到着し、nunと合流。
この日もカップラーメン一杯以外口にする物はなかった。
 
という事で、今週の更新はここまでにしたいと思います。
 
次週、美瑛~富良野編、デブ長編をお楽しみに♪

20170819 北海道3

テーマ:
 
出発から2日間雨に降られ続け、泥が溜まったブル男さんとゼファー。
3日目の朝は晴れていたので北見のホテルから知床に向かう途中の
洗車場でまずは洗車だ!!!!!
もう水を使いたくないとか悠長な事は言ってられない。
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この日は北見~知床横断道路を通って夜はサロマ湖を目指す。
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やっと汚れが落ちて身も心も軽くなり、
快晴とは行かないもののそこそこ晴れた空の下を知床の絶景に
心躍らせながら走る。
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やがて斜里町から海に出る。
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道端に生えた巨大なフキノトウをバッグに挿してルンルン気分のnun
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上のモフモフはきつねの尻尾である。
気が付くと私はこれをモフモフしてしまう。
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やがて知床横断道路へと進入した。
ところが、ここだけやたらと雲が厚い…
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案の定雨…
 
「ブル男さん、来た証拠だけでも撮りましょう…」
 
「また泥ブルだブルぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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一切の景色が見えないまま、寒いので早々に横断道路を走り切って
下界のレストランに入った。
 
ここでようやく北海道らしい物を食べる事が出来た。
nunはうに丼、私はうに蟹丼。
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うんおいちー!!!!!!!!!!!!!!
 
私にどう美味しいのかを聞いてはいけない。
かっぱ寿司の寿司ですら同じだけ美味しいと言える人間なので。
以前Tさんにこの話をしたら「君は舌が腐ってる」と言われました。
 
R335を南下しR244でサロマ湖を目指します。
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本州で言うと余裕で県を跨ぐくらいの距離を走らないと移動らしい移動に
ならないのが北海道。
天気予報もエリアが広大過ぎて当たらないのだろう。
予報にはなくても絶対どっかで雨が降っている…
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nunは暑がりなのでこまめにカッパを脱ぐのだが、
私は暑がりだけど北海道は寒いので毎日カッパの下に3枚着てました。
それでも寒かったですね。
 
気温が12℃とかでも虫は猛烈に飛んでます。
暗くなればなるほどライト目掛けて特大のヤツが飛んで来るので
カッパ来てた方がジャケット汚れなくて気が楽というのもあります。
 
とにかくね、やたらと汚れます!!!!!!!!!!!!!!
 
サロマ湖を目指しながら撮りたかった牧草ロールを発見。
イメージ 14
 
イメージ 15
夕暮れ間際の田園風景を延々と走ります。
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市街地で給油すると、これが目に入った。
朝も夜もスプレー洗車だ!!!!!!!!!!!!!!!!
もうね、北海道ツーでチェーンメンテがどうのとか言ってられないなって
思い知りました。
 
愛知近郊ではスプレー洗車を併設するスタンドって見ないんですが、
道内のスタンドで特にホクレンは併設してるとこが多かった気がします。
これ以降ホクレンを見る度にスプレーがあるかないかを確認する癖が
付いてしまった。
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この日はサロマ湖ユースホステルに宿泊。
 
さすがに2度も水洗いしてしまったのもあって精神衛生上よろしくないので
翌朝は5時に起きてC.P.O-Rを注射しておきました。
さすがにもう雨は降らんだろう…
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4日目の朝は7時発で名寄に向かいます。
これまた近そうに見えて160km
大抵のスタンドが8時頃にしか開かないらしいので、航続可能距離が
少ないバイクでは無茶な早出は不可能です。
イメージ 20
途中の牧場。
この品種の牛はnun曰く珍しい物が好きで寄って来るのだとか。
イメージ 21
一斉に駆け寄って来るのが可愛い♪
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ブル男とブル。
イメージ 23
名寄を目指します。
今日こそ晴れると信じていたのに、山に差し掛かるとまた雨!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
北海道のコンビニ、セイコーマート。通称セイコマで休憩。
ここの惣菜でからあげくんみたいのがあるんですが、
それが強烈に美味しかったです。
イメージ 24
そして、3時間近く掛けて名寄に到着。
ここにはnunの妹さんが住んでいるのだ。
妹さんもゼファーが出た頃にnunと一緒にゼファーに乗っていたのだが、
盗難に遭って以来乗らなくなってしまったそうだ。
 
妹さんはnunのゼファー好きの良き理解者であり、
nunの家には妹さんが描いたゼファーの油絵が飾られている。
 
ここからnunと妹さんはタンデムで近場をうろうろ、
私はソロ活動へと向かいます。
 
妹さんとパシャリ♪
イメージ 25
ソロ活動編へとつづく。

20170819 北海道2

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暑い…
最高気温が常に20℃を下回る世界から愛知に帰って来ると
身体がおかしくなりそうです…
 
nun弟宅~ナイタイ高原を後にした我々が次に向かったのは
ナイタイ高原から近い糠平湖(ぬかびらこ)です。
イメージ 1
本来であればこの糠平湖沿いの国道を北上して三国峠でも撮影する予定
でしたが、生憎の天気なのでパスします。
 
糠平湖近くには旧士幌線のアーチ橋が数多く残されています。
イメージ 2
今回、私の中でかなり重要度の高かったのが幻の橋と呼ばれる
 
通常、6月頃からダムの水位が増え、8月には湖底に沈んでしまう事が
多いらしく、去年7月にカールさんとたけぞーさんが訪れた際には
見事に沈んでいました。
 
今年は雨が少なく、直前の情報でも全く水がなかったので完全体が見れるのだ。
 
そこへ行くにはゲートのある林道を4kmほど進まねばならず、
湖周辺は泥まみれになるので長靴のレンタルがあって車で連れてって
くれるツアーに参加するのがいい。
 
我々は14時50分~17時30分のツアーに参加します。
 
現地に到着し、バイク停める場所を探して駐車場内をグルグルしていると、
我々を中心にしゃがみ込んで何か撮影している女の人が現れた。
 
「特に撮影する物などないのに、何撮ってんだあの人…
怪しいから近寄らないでおこう…」
 
不審人物から距離を置くメルメル↓
イメージ 3
その不審人物は、デブ長さんのハニー、チエ姉だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イメージ 4
我々を待ち伏せしに来てくれたのだ♪
 
ここで、うなぎ屋の娘だったnun弟の奥さんの店にチエ姉は足繁く通って
いた事が発覚し、nunも大喜びです。
チエ姉に会うのは初めてなんですが、初めて会ったとは思えないキャラ感が
凄まじい。
 
心臓に痛みを感じ、やばいと思って毎日ウォーキングして10kg痩せた
デブ長さん。
デブ長ではなくなりつつある…
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ほんのちょっとでしたがここでお話し、ツアーに行く我々を
見送って貰いました。
 
ヒグマの目撃情報が多発する林道を車で進み、
数百メートルだけ歩きます。
イメージ 6
やがて減水した湖に出ると、
イメージ 7
目の前に突如姿を現した幻の橋タウシュベツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
物事、感じ方には個人差がありますが、
この瞬間私は鳥肌が立ちました。
イメージ 8
何と言う美しさ…
ブル男さんを橋の上に置いて撮りたい…
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1937年竣工、1939年開通、1955年糠平湖建設の為廃止という
短命な橋。
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北海道遺産でありながらも、水圧、凍結、融解という要因は避ける事が
出来ず、財政面でも修復や保存は極めて困難である事から、
残念ながらこの橋は朽ち果てて行く様を見届けるしかないそうだ。
イメージ 11
2003年の十勝沖地震での崩落箇所。
次に崩れる時はまずここで橋が分断されるのだろうか。
イメージ 12
このちょろちょろ流れてるのがタウシュベツ川です。
イメージ 13
 
イメージ 14
橋の上には立ち入り出来ませんが、水さえなければ周辺は散策可能です。
直径10mの11連アーチ。
とにかく壮観な眺めです。
イメージ 15
ここでの自由時間は30分。
存分に橋を堪能する事が可能です。
イメージ 16
そしてお次は旧士幌線の廃駅へと向かいます。
 
かつて線路があった道には綺麗な白樺並木。
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一部線路が残されており、ここの転轍機はまだ動かせるので
勝手に動かしていいそうです。
ただし、動かすとにょろが飛び出して来る事があるそうだ…
イメージ 22
 
イメージ 18
予定通り17時30分にツアーは終了。
暗くなる頃に濃霧の三国峠は通りたくないのでちょっと戻って足寄から
R242でこの日の宿がある北見へと向かいます。
 
地図の見た目だと近く感じるんです。
でも本州エリアの感覚とは全く違い、これで150kmくらいあります…
イメージ 19
そして…
またしても雨…
ここから街灯など一切ない13℃の峠を獣に怯えながら走る事に…
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北見の宿は私が選んだのですが、ビジネスホテルという響きに騙されました。
駐車場は泥砂利だしホテルはボロボロだし…
 
何よりこれがつらい。
 
い…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イメージ 21
そして翌日、雨の知床半島編へとつづく。

20170819 北海道1

テーマ:
 
では出発~翌翌日午前中までの記事です。
 
8/11
19時頃までに名神高速養老SAでnunと合流予定の為、
渋滞を考慮して早めに出発。
 
雨なのは分かっていたのでカッパを着てはいたのだが、
春日井辺りから猛烈な雨に見舞われた。
 
出発から数十分で靴の中がビタビタになる大誤算…
潔癖太郎な私としては靴の中の衛生が保たれないのは極めて屈辱的な
状態である。
 
養老に着くと雨は上がった。
イメージ 1
今回の装備はsw-motechのタンクバッグ大、ポシェット、
バックパックという具合に急遽変更した。
これほどまでに荷物少ないのは私だけだったのでは…
 
モンベルのショルダーバッグにはレインカバーがなかったし、
走行中にずれて疲れるので。
 
このブルターレ800ドラッグスターで北海道に挑む人が他に存在するかは
不明だが、キャンプツーをしない限りはこれくらいの荷物で1週間くらいは
余裕です!!!!!
 
私は北海道に多大なる期待を寄せていた。
だからこそ、敢えてここまで北海道の天気は見ないようにして来た。
ところが、到着したnunから衝撃の事実が明かされる。
 
「帯広も知床も雨だって…」
イメージ 2
いや、そんな事にはならないさ。
佐渡島の時も全部雨予報だったのに前夜になったら晴れに変わったし。
北海道だって晴れるに決まってるのさ。
 
しかし、私がこうやって前向きになる時は結果が出ない時なのを
私は知っている。
 
ここから敦賀までの間も時折強い雨に打たれた。
そして敦賀港に到着。
我々は見事先頭を陣取る事に成功。
数えた所バイクは100台くらい。ちょっと少ないらしい。
イメージ 3
現地が雨であろうと、北海道に向けて旅立とうとしているライダー達の
表情は明るい。
 
バイク乗船の合図と共に一斉にエンジンを掛けて意気揚々と
フェリーに乗り込もうとするも、チケットの二次元バーコードの
スキャナーの調子が悪いらしくいきなり足止めを食らう事となった。
 
これ系のフェリーは九州ツー以来なので久々です。
ツーリストというクラスの相部屋ですが、ベッドの配置が極力
プライバシーを保護する形になっており、割といい。
イメージ 4
敦賀出港0時30分
苫小牧東港到着21時30分
21時間をここで過ごします。
イメージ 5
乗り物酔いが酷い私にとってはただの拷問です。
出港前の微弱な揺れですら軽く気持ち悪くなるので身体が動く内に
シャワーを浴びてベッドメイキングを済ませる必要がある。
 
私にとってフェリーの大浴場は戦場だ。
九州の時のフェリーの大浴場はイモ洗い状態でトラウマになるレベルだった。
如何に早く、人が少ない内に乗り込み、足拭きマットを汚されない内に
出れるかが試される時。
当然の事ながらシャワーを終えた後、私はまず靴下を履く事を最優先する。
素足で脱衣所に立っている事ほど苦痛な事はないからだ。
 
身体を起こしていると絶対に耐えられないので早々に寝ます。
21時間の内20時間は横になっていたでしょう。
 
そんな中、nunの裁縫をお手伝い。
数センチ縫っただけで瀕死です。
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こうして何とか21時間を凌ぎ、雨の苫小牧東港に到着。
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いよいよ北海道上陸の時が来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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この日はここから高速を使って芽室まで160km弱走って泊まります。
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雨、気温13℃…
猛烈に寒い…
 
北海道で一番心配なのはガソリンスタンドです。
24時間開いてると思っていたSAのスタンドが実は20時までしかやって
おらず、いきなり宿に辿り着けないかも知れない危機に陥った。
高速を降りて探そうとしても、開いてるとこがある気がしないので
超低燃費走行で何とか宿に到着。
 
宿に着いて数分後には部屋はこの有様です。
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夕食はこれ。
因みに、滞在5日の内3日間はカップ麺と缶詰めというスタイルに
なってしまった…
毎日夜まで走るので北海道らしい物を食べてる暇がないのだ。
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翌朝もしとしと降り続く雨。
ざらしのブル男さん、可哀想に…
 
「さ…寒いブルぅぅぅぅ…」
 
愛知よりも常に10℃以上低い気温のせいか、既にブル男さんの
エンジンが一発で掛からない…
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2日目の朝はすぐお隣の帯広に向かいます。
 
向かった先はここ。
nunの弟夫妻の家です。下の9Rは弟さんのです。
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実はnunは北海道出身。
そう、だから北海道ツーはnunがいれば安心なのだ!!!!!!!!
晴れれば弟さんも一緒にナイタイ高原を走る予定だったのだが、
「雨は嫌だ…」という事で少し休憩させて頂く。
 
ここで2人の可愛らしい娘さんはnunの要望でこれを着せられます。
TシャツにペンキでZEPHYRと書いてあります。
私がフェリーで手伝ったのはステッチ。
nunは死ぬほどゼファーが好きなのだ。
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私はソロ活動日に走る地元民オススメルートを弟さんから教えて
頂きました♪
 
我々を見送りがてら、この近くの白樺並木へと案内して貰うも
車があって思うように撮影出来ず。
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nun弟一家にここで見送って貰い、我々は少し北にある
ナイタイ高原を目指しました。
 
忘れない内に、今回走った大まかな全ルートです。
これで2,000km弱でした。
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雨は上がり、時折晴れ間も見える。
初めて走る北海道の道は聞いていた通りどこまでも真っ直ぐ続いて行く。
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そしてナイタイ高原に到着。
標高の低い所ではそこそこ景色も見えていたのだが…
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展望台付近では絶望的な天候に…
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そして…
 
ぶ…ブル男さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
「もう泥まみれだブルぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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いきなりご立腹なブル男さんであった。
 
時刻は正午過ぎ。
タウシュベツ橋梁編へと続きます。

20170625 部子山

テーマ:
 
こんばんは。
数週間に渡って辛うじて続いていた貯ブロ方式ですが、
先週は乗らずに今週は雨なので今回の記事を書いたら
この方式は見事に崩壊します…
 
「コアなファンはリアルタイム記事じゃないとダメだ」という
ゴエモンさんの意見もあり、
次週からはめでたくリアルタイム記事に戻る事になりました。
 
確かにね、分かるんですよね。
書いてる方も1週間前の事を書こうとしてもいまいち臨場感が
ないと言うか、何か違うなと違和感は感じていたのです。
 
まあ、8月は北海道ツーでドドンと6日分くらいは貯ブロ
出来るのでそれまではまた日曜更新を頑張るとします。
 
4月以降の仕事が拷問過ぎて休日出勤率100%を
3カ月継続し、来月も6回の休日出勤全部出る事になっているので
馬鹿みたいにしんどいんですが、
全ては裏切りのリフレッシュ休暇10連休の為と思って耐え凌いでいます。
 
残業時間がオーバーしない対策の無駄な平日有給を先週水曜に
取りました。
そんな話は誰にもしていないのに、その数日前にわんわんさんから
「来週有給取った?」と連絡が来た。
 
わんわんさんも有給を取り、行き先を考える。
「癒される所に行きたいがやーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」と、
癒しスポットを熱望するわんわん氏。
 
私の希望としては、まだ未開拓エリアで近場である。
さすがに、そろそろそういうエリアも見当たらないのだが、
行けずに引き返したあの場所がある事を思い出したのだ。
 
6/14水曜午前4時半、東名高速上郷SA
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目的地は福井県、部子山(へこさん)である。
ここは2013年に現ディアベルのTさんと突撃するもダートに行く手を
阻まれ引き返した因縁の地。
 
 
恐ろしい事にこの記事を読み返したらこの頃から日曜の憂鬱について
全く同じ事を書いている…人間として微塵も成長していない証拠だ。
 
今回リベンジを決意したのは、あのダートがほとんど舗装され、
300mくらいのフラットダートが残っているだけという情報を
キャッチしたからだ。
 
フラットダートか…
嫌過ぎるけど絶景の為には通過するしかない…
 
大体のルートです。
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ダートの事を考えながら、普段なら東名~名神東海北陸道で行くとこを
東海環状経由であまり好きではない東海北陸道をちょっとでも走らなくて
済むようにしようとしたのが間違いだった。
 
東海環状が終点間際で通行止めになっており、東海北陸道に行けない
という大誤算が発覚。
 
仕方なく終点手前で降り、道の駅で休憩。
この時点で10℃という更なる大誤算…
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軌道修正すべく、ここから中央道で小牧まで戻って名神東海北陸道
と強烈に無駄なランを繰り広げ、
川島PAで休憩を入れた。
 
人懐っこいスズメと戯れ
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東海北陸道九頭竜湖へ立ち寄ります。
 
ここに着いた途端にどんよりとした空模様に。
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果たしてこんな天気で標高1,400mの山に行ったところで
絶景など見れるのだろうか。
見れる訳がないではないか…
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R158を大野市に向けて走り、
とにかく寒くて仕方ないのでマックに入った。
何となく喉が渇いていたのでアイスティーを頼んでしまい、
更にクールダウンしてしまう究極の大誤算に笑いが止まらぬわんわん氏。
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ここでロシアのウラルに乗られるシニアライダーさんに遭遇。
神戸から冠山~琵琶湖とキャンプしてまた福井に戻って来たらしい。
凄まじく泥まみれになっていたので今日我々もああなるのではないかと
恐れおののきました。
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大野市を抜け、R158~k2~R476~k175
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k175に入ると、見覚えのある景色が見えて来た。
先程の九頭竜湖とは打って変わって、晴れ間が見えます。
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ここからしばらく進むと、部子山林道への分岐が現れます。
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果たして、無事に頂上まで辿り着けるのであろうか…
一抹の不安を胸に、いざ突撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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騙されてはいけない。
どんな道も、入り口というのは大抵綺麗なものなのだ。
少し走ると舗装はアスファルトからギザギザのコンクリになり
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アスファルト、ガタガタコンクリ路面が交互に現れながら
グングンと標高を上げて行く。
 
最終地点までは林道入り口から約20kmだっただろうか。
この辺りが4年前に引き返した地点だ。
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さあ…どこだ…どこから始まるんだ…
 
出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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「ブル男さん!!!!遂に来ましたよ拷問ダート!!!!!」
 
「い…嫌過ぎるブルぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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ネット情報通り、ここはフラットダートだったのでオン車でも
走行可能である。
距離的には200mあるかないかでまた舗装路になったので一安心。
 
少し進むと右手に看板と分岐、
直進はダート。
 
この日はダートを走らなければいけないという過剰な強迫観念のせいか、
普通に考えたら右折するとこを直進してしまった…
 
…………や…やばい…
フラットダートではなくなって来た…
デコボコ過ぎていつ転けてもおかしくない状況に陥りつつある…
と思いながらも引き返すに引き返せず、
コーナーを抜ける度に絶望的距離の直線が続いた。
 
げ…限界です…
間違いなくさっきの分岐を曲がらないとダメだったと話し、
恐怖のデコボコゾーンでスイッチバックで切り返しを試みるが…
デコボコにタイヤがはまって微妙に足も届かなくなって一人では
切り返し不能に陥った…
本日4つ目の大バカ誤算だ。
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長身のわんわんさんに引っ張って貰い何とか切り返しに成功。
一人だったら身動きが取れないまま熊にタックルされて死んでますな…
 
引き返します。
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そして、正規ルートに無事復帰…
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とは言っても、この先は落石も大量でダート並みの速度でしか
走れません。
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それでもここまで来た以上、もう走り切る以外に選択肢はない。
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道が途切れるまで突き進むのだ。
断崖絶壁に築かれたこの悪路の先に、絶景が待っているのだから。
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そして、終点に到着。
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ここから山頂まで徒歩10分の看板があったので行ってみた。
歩き出して30秒、山頂が目に入った瞬間に余裕で引き返しましたね。
全速力で走っても10分では絶対行けないあんなとこ。
まあ、行けたとしても行かないっす…
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いいんです。
前にも書きましたが、岬とか山頂とかっていうのはメルメルールに於いては
「バイクで行ける限界」がそれにあたるので何ら問題はない。
 
ここが山頂という事にすればいいのさ!!!!!!!!
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青く、まるで波の様に折り重なる山々。
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ここで撮影会です。
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わんわんさんが撮ったこの1枚がめちゃいい!!!!!
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P0からP3というポイントまで戻ります。
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4年前は遥か遠くからこの廃展望台を見上げて終了でしたが、
遂に来れました。
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福井県が一望出来るこの場所。
平日とは言え、誰も来ません♪
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既に時刻は11時を回っている。
当然翌日は仕事なので即座に帰ります。
 
想像以上に疲れてしまい、帰るルートを考えるのが恐ろしくめんどくさかった
のでここからはわんわんさんにナビをセットして貰い北陸道で楽に
帰ります。
 
無駄なダートを走ったせいでブル男さんも14Rもシートの上まで
砂まみれ…
 
そして、致命的大誤算…
タイヤが真ん中だけ鬼減りした。
このまま北海道に行ける可能性は極めて低いので念の為タイヤ注文
しておきました。
ディアブロロッソ2よりS20の方が断然ライフが短いですな…
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青く澄み切った空の下、
こうして我々は見事部子山制圧に成功したのでした♪
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